株取引からFXに移ってきている人に、新たに投資ブームに乗ろうという人を加えて、なぜ今FXを始める人の数がうなぎ上りなのか?

 

いくつかの要因が重なっています。

 

1、ペイオフ


2005年からペイオフが解禁になり、銀行に預けた預金は最高で1000万円までしか元本の保証をしてくれなくなりました。

 

そうすると、万が一銀行が破たんした時に1000万以上のお金は手元に戻らないという事になり、それ以上預けるよりもその資金を元手に投資をして運用した方がいいと考える人が増加しました。

 

2、超低金利


日銀は長いあいだ、ゼロ金利政策をとっていました。

 

ゼロ金利-その名の通りどんなにお金を預けていてもほとんど利息がつかないという事です。

 

だったら、預けていても仕方がないので、その預けるよりもそのお金を株や外貨預金などで運用して資産が増える方が魅力があると考える人が増加しました。

 

3、高齢化社会


いわゆる「2007年問題」で、2007年には団塊の世代が大量に定年を迎え、その世代は若い人たちに比べて保有資産が断然多いという統計があり、定年後時間もお金もあるその世代の人々が老後を見据えて余ったお金を投資につぎ込むという現象が増加しました。

 

4、法律の改正


1998年に外為法(外国為替 及び 外国貿易管理法)が改定され、このFXと言う新しい投資商品は生まれました。

 

それまでは、外国為替は銀行や証券会社など特定の金融機関同士のものでしかなく、個人は為替市場に参加する銀行などに行き、日本円と外国通貨を交換してもらうしかありませんでしたが、98年の改定以降は100万円通貨単位でしか取引できなかったものが小口で取引できるようになりました。


このような要因が考えられて、FXの知名度は上がっていきましたが同時に悪質な業者も増えたため、FXは怖くて危ないという印象が広がりました。


しかし、2005年に取引業者を登録制にして、悪質な勧誘の規制などが盛り込まれた「改正金融先物取引法」が施行され、一般の人たちが安心して取引できるようになりました。