FXでは、1、成行注文と、2、指値注文(ストップ)と、3、逆指値注文(リミット)という種類の注文方法があります。

 

それぞれの特徴を理解して、目的に応じた注文方法を用いて注文します。

 

1、成行注文 読んで字の如く、成り行きに任せて注文すると言うもので、今、その時の相場の値段で注文を入れる方法です。

 

FXの基本に即して考えれば、一番安い時に買って、値段が上がってきたら売ることで差益を得るわけですから、値段が底を打ったであろうと予測したその時に買いたい、または、値段は上がりきってもう少しすると下がり始めるだろうから、ここで決済しておきたい、というタイミングが大事な取引において有効な注文方法です。

 

ただし、注文を出した途端にレートが動くこともありますので、多少のスリッぺイジ(Slippage。ずれ)が生じてしまう事もある事を理解しておきましょう。

 

2、指値注文(ストップ) あらかじめ値段を決めて予約注文しておくやり方で、指定しておいた値段になった時にしか注文が成立しませんので確実に自分の思っていた値段で売買ができます。

 

指値注文は、今のレートより良いレートを指定します。

 

売り取引ならば(買いから入る。安く買って高く売るが基本)、今より高いレートを指定しておけば利益が確定できますし、買い取引(売りから入る。高く売って、安く買うが基本)であれば、今より安いレートを指定しておけばいいのです。

 

また、すでに保持しているポジションがある場合でも、ここまでの損失なら負えるというライン程の安い値段を設定しておく事で、それ以上の損失を抑える事が出来る、と言うような使い方もできます。

 

もしも、設定したレートにならなかったら、その注文はキャンセルされるまで維持されますが、注文の有効期限は業者によって異なりますので確認しましょう。

 

3、逆指値注文(リミット) 指値注文のまったく逆のもので、逆指値注文は、今のレートより下がったレートを指定します。

 

と言っても混乱してしまうでしょうが、こちらは主に「損切り(ストップロス)」や「利食い」などの安全策として用いられ、指値注文とは利用目的が違いますので、ご安心ください。

 

逆指値注文での「損切り」は、例えば1ドル115円でドル買い注文が成立した後、2円程度の損失は覚悟できると言う時に、1ドル113円で売り注文を出しておくと損失を限定できるので、それ以上の損失を抑える事になります。

 

そして、逆指値注文での「利食い」の場合例えば1ドル115円でドル買い注文が成立した後、117円まで上昇した時点でそれより安い116円で売ると言う逆指値注文を入れておけば、利益を確定させることができます。

 

もう一つは、もう一つは「レンジ相場後の売買」に利用する場合です。

 

レンジ相場(レンジは英語でRangeで範囲という意味です。)基本的にレンジ相場を抜けた後は、抜けた方向に相場が動く可能性が高いと言われていますので、例えば115円から116円の範囲(レンジ)で推移していた後に116円を上回った時には、そのまま上に向かっていく傾向にあるので、高くなった117円で「買い」を入れておく(高くなったのに?と思うでしょうがそれが逆指値注文です)と、そのまま上昇を続けた時に利益が出るという事になります。

 

ただし新規でこのような注文を入れるのは、テクニックが必要です。

 

くれぐれも、注文の際に指値注文と逆指値注文を間違えないようにしましょう。

 

とにかく今よりも高いレートでの売買は指値注文、今よりも低いレートでの売買は逆指値注文です。

 

同じレートを指定しても、指値注文では「その値段を上回ったら売り(買い)」となり、逆指値注文では「その値段を下回ったら売り(買い)」という意味になりますから、意味がまるで違ってしまいますので、注意が必要です。